豆知識


各作業の役割

グランドピアノ調律

piano-調律

【調律の定義】
ある高度をもって正しい
音律を作る事。

グランドピアノ整調

piano-整調

【整調の定義】
打弦機構を正常な状態に揃え
正しい動きを可能にする事。

グランドピアノ整音

piano-整音

【整音の定義】
音量 音色 全体のバランスを
最良にする事。

鍵盤部品交換

piano-部品交換・修理

精密箇所の部品劣化や摩耗その
他の不具合に対応し正常な状態
に修復します。

ピアノの仕組み

アップライトピアノ仕組み図

鍵盤を弾くとキャプスタンが
ウイペンを持ち上げジャック
が作動します。

そしてハンマーが弦を打つ事
により音が出ます。

グランドピアノ仕組み図

グランドピアノはレペティション
レバーの働きによってジャックが
滑らかに作動し連打や繊細な表現
に優れています。

調律師の話を理解する

ピアノ技術用語


ピッチ

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音を合わす時の基準となる高さ
ラの音の振動数を㎐で表す

スティック

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作動不良のこと

膠切れ

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部品を接着している部分の
接着機能が失われた状態

割り振り

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調律の最初に行う基準となる
1オクターブの作業

ならし

Created with Sketch.

鍵盤やハンマーを基準に合わせ
一定の高さに揃える事

あがき

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鍵盤の深さのこと

レットオフ

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ハンマーが弦に接近し
離れるタイミングの位置

アフタータッチ

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レットオフ後の鍵盤の運動量

ハンマー

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音を出す打弦部品

ブッシング

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鍵盤等の中に使われている
軸受け部品

フレンジ

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人の関節のようなもので
回転部の継手としての部品

ダンパー

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ピアノ音の持続をコントロール
する止音装置

チューニングピン

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ピアノ線を巻き付けてある部品で 
これを調整して音を合わせる

巻線

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銅を巻いた低音部の弦
交換は特注となるのが一般的

バックチェック

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打弦したハンマーの動きを
制御する部品

ペダル

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足で踏み操作するものでダンパー、
ソステヌート、ソフト、マフラー、
など各機能がある

ピアノの歴史と

音楽家たち

Created with Sketch.
初期のピアノ

1709年
チェンバロ製作者だった
イタリアのバルトロメオ
クリストフォリによって
ハンマーアクションを持
つ楽器として発表された。
クリストフォリはこの楽
器を「ピアノとフォルテ
付きチェンバロ」と名けた。
 
1747年
その後
ドイツのオルガン製作者
ジルバーマン(1683~1753)
に受け継がれ王に献呈されて
いたジルバーマンのピアノで
J.S.バッハが御前演奏した。

後にドイツのヨハン・
アンドレス・シュタイン
(1728~1792)により
ウィーン式アクション
として改良が重ねられた。
モーツアルトは
このピアノを愛用した。

一方イギリスのヨハネス
・ツンぺ(1726~1790)
によってクラビコードを
継承改良したイギリス式
アクションの製作が進め
られた。

1780年
イギリスのブロード
ウッドがツンぺの
アクションに改良を加え
スクウェアと
グランドを完成。
晩年ベートーヴェンは
ブロードウッドの
ピアノを愛用した。

1783年
イギリスの
ブロードウッドが
ペダルを完成。

※モーツアルトの
古い絵のピアノには
ペダルがない。
ウィーン式ピアノの
初期のペダルは膝で
操作するタイプで
イギリス式は早くから
足踏み式ペダルが
導入されていた。

ベートーヴェンの時代は
足踏み式ペダルが
主流となった。
(1770年~1827年)

1789年~1799年
フランス革命以降
貴族のものであったピアノ
音楽が一般大衆化され
音域や音量など求めに
応じ改良されていった。

1796年
初期のピアノは5オク
ターブ程の音域だったが
6オクターブ半に拡がった。

※ モーツアルトの時代は
5オクターブ程の
ピアノだった。
(1756年~1791年)

1800年

アメリカのホーキンスが
竪型ピアノの特許を取得。

1809年
エラールがレペティション
アクションを発明。
後に改良。
これにより早い連打や繊細
な表現が可能となった。

1824年

ピアノは改良が進み現在と
同じ程度のものとなる。
音域も7オクターブに。
 
※ベートーヴェンの時代
5オクターブのピアノに
始まり7オクターブの
ピアノに至った。
リスト、ショパン、シュ
ーマンは7オクターブの
ピアノを弾いた。
 
その後も多くの発明改良が
なされピアノは完成度を
増していった。