豆知識

ピアノの歴史と

音楽家たち

クリストフォリ初期のピアノアクション

1709年
チェンバロ製作者だったイタリアのバルトロメオクリストフォリによってハンマーアクションを持つ楽器として発表された。クリストフォリはこの楽器を「ピアノとフォルテ付きチェンバロ」と名けた。
 
1747年
その後ドイツのオルガン製作者ジルバーマン(1683~1753)に受け継がれ王に献呈されていたジルバーマンのピアノでJ.S.バッハが御前演奏した。

後にドイツのヨハン・アンドレス・シュタイン(1728~1792)によりウィーン式アクションとして改良が重ねられた。モーツアルトはこのピアノを愛用した。

一方イギリスのヨハネス・ツンぺ(1726~1790)によってクラビコードを改良したイギリス式アクションの製作が進められた。

1780年
イギリスのブロードウッドがツンぺのアクションに改良を加えスクウェアとグランドを完成。晩年ベートーヴェンはブロードウッドのピアノを愛用した。

1783年
イギリスのブロードウッドがペダルを完成。

※モーツアルトの古い絵のピアノにはペダルがない。ウィーン式ピアノの初期のペダルは膝で操作するタイプでイギリス式は早くから足踏み式ペダルが導入されていた。

ベートーヴェンの時代は足踏み式ペダルが主流となった。(1770年~1827年)

1789年~1799年
フランス革命以降 貴族のものであったピアノ音楽が一般大衆化され音域や音量なども改良されていった。

1796年
初期のピアノは5オクターブ程だったが6オクターブ半に拡がった。

※ モーツアルトの時代は5オクターブ程のピアノだった。(1756年~1791年)

1800年

アメリカのホーキンスが竪型ピアノの特許を取得。

1809年
エラールがレペティションアクションを発明。後に改良。これにより早い連打や繊細な表現が可能となった

1824年

ピアノは改良が進み現在と同程度の物となり音域も7オクターブに。
 
※ベートーヴェンの時代5オクターブのピアノに始まり7オクターブのピアノに至った。リスト、ショパン、シューマンは7オクターブのピアノを弾いた。
 
その後も多くの発明改良がなされピアノは完成度を増していった。